地域・医療機関のみなさまへ
口腔ケア
医科歯科連携に基づく口腔管理システム
地域包括医療・ケアに歯科を体系的に組み込んだ医科歯科連携の口腔管理システムを構築・運用
平成23年歯科口腔保健の推進に関する法律が公布され、歯科口腔保健の推進に関する基本事項が制定、福岡県の条例で掲げられている「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」に沿って口腔管理に取り組んでいます。
「医科・歯科・介護・福祉」の連携
口腔内と全身状態のケアを職種間連携のもと病院全体で取り組んでいます。
患者さまの食べる、味わう、話す、表情、全身のバランスの向上や誤嚥性肺炎の予防に重要な口腔機能の維持、向上へ向けた口腔ケアを行っています。
医科歯科連携
全入院患者さまの口腔機能維持・向上へ向けたケアの為に、入院時口腔機能アセスメントを行い、口腔内状況と歯科受診の必要性の有無を主治医に報告、必要時歯科受診が可能になることにより、摂食・嚥下の向上、栄養状態の改善、患者様のQOL向上につなげます。
- 口腔衛生管理体制・・・・・歯科医師による指導の下、歯科衛生士が口腔ケアに係る技術的助言を行います。
- 訪問歯科診療・・・・・歯科的な治療が必要な方には、主治医の指示の下、訪問歯科診療を提供します。
- 訪問歯科医療機関・・・・・医療法人黒崎歯科医院、八幡歯科医師会、九州歯科大学
医師・歯科医師の指導の下に行なわれる口腔診査および機能的口腔ケア・職種間の連携
- 歯科衛生士および看護師による口腔機能アセスメントにより、口腔機能や口腔ケア方法に関する情報を、他職種間で情報共有できるシステムをとっています。
- 歯科に関する相談を歯科衛生士がお受けし、必要時に主治医、歯科医師へつなげます。
- ご家族の方にも実践しやすい唾液腺のマッサージ方法を必要に応じて、お伝えしています。
- 歯科衛生士による専門的口腔ケアを行います。
- ご家族が心配される声の多い、お口が開けにくい場合でもマッサージなどを行いご本人に合わせた口腔ケアを行います。