地域のみなさまへ
回復期リハビリテーション病棟
北九州中央病院は、平成18年6月に300床のうち60床を回復期リハビリテーション病棟に変換しました。
医師をはじめ看護師、リハビリテーション科スタッフなどが共同で患者さんお一人おひとりに合ったプランを作成し、それに基づいて集中的にリハビリテーションを行う病棟です。365日体制ですので土日祝日に関わらずリハビリテーションを行っていただけます。
回復期リハビリテーション病棟の入院適応
- 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症等の発症又は手術後2ヶ月以内の方。
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折の発症又は手術後2ヶ月以内の方。
- 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、発症または手術後2ヶ月以内の方。
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後1ヶ月以内の方。
回復期リハビリ病棟の様子
入院時カンファ
入院の契機となった疾患について、現在の状態から予測される経過を確認し説明させていただきます。
さらに必要とされる入院期間のもと、患者さんとご家族も一緒にリハビリテーションの目標を話し合い、個別に応じ家庭復帰や社会復帰に向けた計画を作成します。
患者さん・ご家族の意向に沿い、下記の実施・ご相談も承ります。
・介護保険申請のご案内
・退院後の在宅サービス利用の確認
・福祉用具等の助言・手配
・自宅生活を想定したリハビリテーション
・家屋調査・環境調整
・ケアマネージャーや関係機関との連携
病棟ミーティング
毎朝、関連職種(医師・看護師・リハスタッフ・MSW)が集まり患者さんの状態をチームで確認し、必要なケアや方向性を検討します。
カンファレンス
患者さん一人ひとりに対し、リハビリテーションの進行状況や問題点、今後の目標や方針について確認を行います。
病棟でのリハビリ
起床から就寝までの1日に行われるすべての動作をリハビリテーションの一環と考え、病棟での動作練習を行います。また、患者さんが1日も早く自律した生活を送っていただくためにも身体ケアの方法や介助方法など、必要に応じてご家族への説明も行っていきます。
リハビリ回診
毎週火曜日と木曜日に整形外科医によるリハビリ回診を行っています。