北九州古賀病院について
薬剤科
理念
患者さんを中心とした、医薬品の適正使用を推進し、チーム医療に貢献します。
基本方針
◆栄養サポートチーム(NST)
医師、看護師、管理栄養士などと一緒に回診を行っています。事前に患者の 栄養に関わる薬の情報を把握し、薬を通して栄養管理に携わっています。
◆院内感染対策チーム(ICT)
多職種が集まり感染対策活動を行っています。薬剤師は、抗生物質の選択・投 与量・投与期間等の確認を行っています。
◆褥瘡チームラウンド
医師、看護師、リハビリテーションスタッフ、管理栄養士と共に定期的に褥瘡回診に参加し、患者さんの状態に応じた薬剤の選択に携わっています。
4.認定・資格取得状況当薬剤科では学会・研修会・講演会等へ参加し、専門や認定取得について奨励しています。
<認定・資格取得者>
・NST専門療法士 1名
・日本糖尿病療養指導士 1名
・福岡糖尿病療法指導士 1名
・漢方薬・生薬認定薬剤師 2名
・日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師 2名
・日病薬病院薬学認定薬剤師 1名
・介護支援専門員 1名
◆学会の感想
◎第29回日本医療薬学会年会に参加しました。
今回初めて医療薬学会に参加し、全国規模で開催される学会のスケールに驚きました。全国の薬剤師が実際の臨床現場で行っている活動が数多くあり、日頃の業務に参考となることばかりでした。特にポスター発表では、ポリファーマシーへの積極的な取り組みやベンゾジアゼピン系薬剤の減量に関する症例は非常に興味深く、今後の業務に生かしていきたいと思いました。また、糖尿病の既往を持つ患者が多い病棟で業務を行っているため、糖尿病に関連するシンポジウムでは最新の治療方針やガイドラインの紹介、薬剤の基礎的な内容まで幅広く学ぶことができました。今後も学会や研修会に積極的に参加することで、自己のスキルアップに繋げていきたいと考えています。 Y.T◎2020年2月14日~15日、横浜で行われた「第35回日本環境感染学会」に参加しました。
私は当院の感染対策委員会の一員であり、さらなる知識向上のために参加しました。 学会では、効果的なラウンド方法やさまざまな規模の病院の薬剤耐性菌対策における院内感染対策等を学びました。さらに、現在問題となっている新型コロナウイルスについて、実際の状況、現場での対応や罹患した方の症例報告をリアルタイムで知ることができ、すぐに、当院の感染対策委員会で情報を共有することが出来ました。 日頃院内ラウンドを行う中で、疑問に思うことも多いため、この2日間はそんな疑問を解決させるための、新しい着眼点を養う良い機会となりました。今回学んだことを生かして、より一層、院内の感染対策に従事していきたいと思います。 N.U