北九州小倉病院について
透視検査
透視検査とは?
主に、バリウム等の造影剤を使って、食道、胃などの上部消化管検査や胃ろうチューブの交換をモニターで観察しながら行います。
食道・胃透視検査
食道・胃透視検査では、水に溶かしたバリウム等の造影剤を飲みながらの検査になります。
寝台の上で左右にゴロゴロ転がることで、食道・胃・十二指腸等の粘膜の状態を観察していきますので、技師の指示に従って動いてください。
検査時間は、およそ15分です。
注意事項
- 検査前日の夜9時以降の食事は控えてください。ただし、お茶等の水分は適度に摂取してください。
- 検査当日は、絶飲食で来院してください。
- 心臓の疾患、緑内障、前立腺肥大、甲状腺機能亢進症等の既往がある方は、事前にお申し出ください。
- 妊娠されている方、および妊娠の可能性のある方は、事前にお申し出ください。
- 検査開始前に胃の動き(蠕動運動)を止めるための注射を行う場合があります
- その他、ご不明な点は、医師または放射線技師にお尋ねください。
検査後の注意事項
当院では、バリウムの中に1回分の下剤を入れておりますが、検査後の追加の下剤をお渡ししております。
摂取したバリウム等の造影剤は、体内で固まってしまうと、排泄が困難になってしまうことがありますので、早めに体外へ排出する必要があります。このため、水分を多めに摂取してください。また、当日だけではなく数日は水分を多めに摂取していただくことをおすすめします。