北九州宗像中央病院について
後発医薬品の使用について
1.当院は、後発医薬品使用体制加算に係る届出を行っている保険医療機関です。
当院では、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして、入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。
■後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは?
①先発医薬品より安価で、経済的です
患者様の自己負担の軽減、医療保険財政の改善につながります。
②効き目や安全性は、先発医薬品と同等です
わが国では、後発医薬品が先発医薬品と同レベルの品質・安全性を有するかどうかについて欧米と同様の基準で審査を行っています。
③欧米では、幅広く使用されています
アメリカ、イギリス、ドイツなどでは、使用されている医療用医薬品の約半分が後発医薬品。日本の後発医薬品のシェアは2割に満たないのが現状です。
2.当院は、医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して十分な対応ができる体制が整備されています。
医薬品の供給状況によって投与する薬剤が変更となる可能性があること及び変更する場合には、入院患者様に十分に説明を行います。
当院は、一般名処方をすることがあります。
昨今の諸事情によりお薬の供給不足が発生しています。
当院では処方医薬品の銘柄を指定することにより患者様のお薬がお手元に届かないことを回避するためにお薬の成分名で処方することを行っております。
その場合、令和5年4月より処方せんの発行点数が変更となり、患者様の負担が2円~6円(厚生労働省が決めた公定価格)追加になることをご了承ください。
「供給不足」からのご負担増となり申し訳ございませんが、保険制度の趣旨をご理解くださり、何卒ご協力をお願い申し上げます。
■例)鎮痛剤「ロキソニン」は商品名で、一般名(有効成分を示す名前)は「ロキソプロフェンナトリウム」 といいます。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)を希望される場合は医師・薬剤師にご相談ください。