お知らせ
院長より新年度のごあいさつ
ご挨拶
温暖化とはいいながら、今年は3月中旬まで思いがけぬ寒波が襲来しました。しかしようやく新緑が目に鮮やかな季節となり、小鳥のさえずりも聞かれるようになりました。新年度を迎えるにあたって北九州宗像中央病院を代表してご挨拶申し上げます。
当院は急性期医療から在宅・施設への橋渡しとなる、いわゆる慢性期の機能を担っています。その役割を果たすべく、回復期リハビリテーション病棟・障がい者病棟・医療療養病棟を有しています。
日々急性期病院などより多くの患者さんをお引き受けしていますが、その中でも回復期リハビリテーション病棟を必要とする方の割合はかなり高く、当院でも開院時の30床から56床に増床いたしましたが、現在でもほぼ満床が続いています。そのためご紹介いただいてもすぐには回復期病棟にお引き受けできないことなどもあり、これからの状況を考え今回7月を目途に回復期病床を増床することといたしました。病棟転換にあたって工事を行いますので、多少のご不便をおかけするかと思いますがご容赦ください。
また、病院機能としても本年夏からは電子カルテの運用が本格化することになっており、診療を行ううえでさらに正確で迅速な対応が可能となります。対応が速やかになることは、医療安全のうえでも大変望ましいことであるとともに、職員の省力化を通して、患者さんのケアに取り組む余裕が生まれると期待されます。
現在まで地域における急性期医療を支える後方型支援病院としての機能を果たしてまいりましたが、これからも引き続き地域の皆様に安心してご利用いただけるように、また患者さんには落ち着いて療養できる快適な環境を提供できますよう、職員一同日々努力を続けていますのでよろしくお願いいたします。
令和7年4月
北九州宗像中央病院
院長 宮﨑 正之