令和5年度 第30回看護観発表会を開催いたしました。
令和6年1月10日(水) 第30回 看護観発表会を行いました。
3年生は、新型コロナ感染禍に入学しました。令和5年より感染症法上5類感染症に変更されたものの、学校生活はもちろん、臨地での実習においても制限がある中で学びを深めてきました。看護実践の機会が限られた学生もいましたが、だからこそ患者との出会いを大切に、患者の想いに寄り添うことができたように思います。
学生は患者への「真心」や「心から相手のことをおもう」気持ちを込め『 52人の看護への想い 』というテーマを掲げ、看護観を発表しました。また、他学生の看護観からも多くの学びを得ようと真剣に聴講し、質疑応答する姿が見られました。
今年度は、実習でお世話になった病院の方々に来校を賜り、発表を聞いていただくことができました。学生は、実習の中から自己の看護を省察し、看護観を明確にしてきました。たくさんの指導者に「素晴らしい発表会だった」「誇らしい姿が印象的でした」「自己の看護観、皆の看護観を大切に看護をしていってほしい」と、温かい言葉をいただきました。
聴講した2年生は、先輩方の発表会に来年度の自分たちを重ね、実習に向けての決意を新たにできたようです。3年生は、あと少しで看護師国家試験受験です。看護への想いを形にできるよう、全員で合格を目指し頑張ってほしいと思います。