北九州湯川病院について
院長ごあいさつ
北九州湯川病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
旧湯川病院は築37年経過しており、老朽化は否めませんでした。このため、療養中の患者さん、ご家族にはいろいろとご不便をおかけすることもありましたが、2021年3月7日旧北九州総合病院跡地（北九州市小倉南区湯川5丁目）に増改築移転を行いました。移転に際しては近隣の皆様にご迷惑をおかけしましたが、何とか無事にすべての患者さんの移送、病院機能の移転が終了しました。ご協力いただいた関係者、職員、近隣の皆様に改めてお礼を申し上げます。新しくなった湯川病院は療養病床162床、障害者病床60床を有し、また新たに介護医療院96床を併設いたしました。それぞれに24床、8床、24床の個室も準備しております。
高度な治療を行う急性期病院の在院日数（入院期間）はどんどん短くなってきており、また病床数は今後減少していくものと思われます。一方でまだ医療や介護が必要で自宅には退院できない方が数多くおられます。高齢化の進展が急速に進む我が国において、今後医療・介護の必要度が高く、療養生活が長期に及ぶ高齢者の増加が見込まれています。こういう方々の受け皿になり退院まで支援し、必要であれば長期の療養・介護を提供するのが当院のような慢性期病院や介護医療院の役割になります。京築地区、北九州市全域の急性期病院からの患者さんの入院を積極的にお受けしております。また介護施設や在宅療養支援診療所などから入院での医療が必要となった患者さんも多く受け入れており、医師、看護師のみならず、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士や管理栄養士等の多くの職種が患者さんのADL（日常生活動作）の維持、向上を目標とし治療・療養に関わっております。さらに退院後、在宅での生活の不安を解消できるよう医療ソーシャルワーカーや医療事務員が細やかな対応をしております。
旧10号線に面し、ＪR安部山公園駅も近く、アクセスも大変便利になりました。 新しい環境で今まで以上に良好な医療・療養・介護が提供できると、職員一同張り切っております。どうぞよろしくお願いいたします。
北九州湯川病院
院長 永島 明
