北九州湯川病院について
リハビリテーション科
北九州湯川病院では、お一人おひとりに合わせたリハビリテーションを実施しています。
リハビリテーション科は、理学療法士12名、作業療法士8名、言語聴覚士4名、リハビリ助手3名の計27名で、患者さんの自立支援に向けて支援させていただいています。
リハビリテーション科業務のご紹介
理学療法士の仕事
身体が不自由となった人々に対し、基本動作能力(起きる・座る・立つ・歩く等)の維持改善を図るために、運動療法や物理療法を実施します。また患者さんの残存能力を考慮した介助方法の検討、ベッド周辺の環境調整、ポジショニングなども行っています。
作業療法士の仕事
必要に応じた道具や環境の調整や作業活動を通して機能の回復・維持を促し、その人らしい生活に向けた援助を行っていきます。そのため、作業療法室だけでなく、トイレや居室など患者さんの生活空間でのリハビリも行っています。
言語聴覚士の仕事
脳梗塞などの脳の病気や交通事故による脳の後遺症で「ことば」を使った「聴く・話す・読む・書く」ことが難しくなる"失語症"や、唇や舌に麻痺が残り上手く発音ができなくなる″構音障害"の方に対して、口の体操やカード・文字などを用いてことばの訓練を行います。また、「食べ物や飲み物を上手く、口まで運ぶことが難しい」「上手く飲み込めない」「むせる」といった″摂食・嚥下障害"の方に対して、飲み込みに必要な器官の運動や、飲み込みを促す訓練などを行います。
チーム医療への参画
医療安全対策チーム
医療安全に関する問題点を指摘し、院内の安全で質の高い医療提供体制の確立を目的に活動しています。
院内感染対策チーム
院内感染の発生と拡大を未然に防ぐことを目的に活動しています。
リハスタッフは主に院内の消毒液や院内感染物の管理について確認を行っています。
栄養サポートチーム
医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、言語聴覚士にて、様患さんの栄養管理を包括的に支援することを目的に活動しています。リハスタッフでは言語聴覚士が嚥下機能の評価や食事形態の決定などに関わっています。
褥瘡対策チーム
褥瘡のある患者さんや褥瘡予防が必要な患者さんに対してのケアや処置に対しての指導を行います。リハスタッフは主にポジショニングの評価、検討に関わっています。
その他
退院前訪問指導
退院後に安全な日常生活を過ごしていただくために、退院が決定された患者さんのご自宅に訪問させていただいています。その際、適切な福祉用具の選択、住宅改修や環境整備に関するアドバイスとご自宅でのリハビリテーションプログラムや実際の介助方法の指導等を行っています。
退院支援
退院支援を行っている患者さんを中心に通所サービスの利用や施設の生活に馴染めるように4階病棟で集団リハビリを行っています。
リハビリテーション科内勉強会
1〜2回/月の定期的なリハ科内での勉強会を実施しています。
また、院内勉強会や外部研修などへ積極的に参加し、スタッフのレベルアップを図っています。
〜スタッフ資格状況〜
介護支援専門員:6名、福祉用具プランナー:4名、
糖尿病療養指導士:2名、BLS:2名、福祉住環境コーディネーター:1名、呼吸療法認定士2名
イベント・クリスマス会