北九州若杉病院について
院長ごあいさつ
北九州若杉病院は、福岡市の東方約12キロメートルの福岡都市圏の篠栗町に位置し、1967年(昭和42年)の開設以来、半世紀にわたり地域医療に携わってきました。三方を山に囲まれ、中心部を多々良川が流れるという自然豊かな環境に恵まれ、療養に適した地域といえます。糟屋郡のみならず、近隣の福岡、直方、鞍手、飯塚、筑紫の各地域からも、車でのアクセスが良好な場所に位置しており、これまでも多くの方々に利用していただきました。
当院は、障害者施設等一般病床を177床、医療療養病床を60床有しており、脳卒中や神経難病、呼吸器疾患などの内科系疾患や整形外科的疾患の患者さんを急性期病院から受け入れる後方支援病院としての役割を果たしてきました。さらに、ご開業の先生方、介護施設、在宅療養支援施設などからの入院も受け入れています。また、最近は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病や関節リウマチの管理・治療にも注力しており、外来診療の充実を図っています。各専門医を中心として、脳卒中や心筋梗塞など心血管病の予防を目指した診療を目指したいと考えています。一方、2019年9月1日から、介護医療院(定員60名)を新たに開設しました。一般の介護施設では、医療面から療養が難しい方に対しても生活の場を提供させていただくとともに、当院の医療施設を活用して診療致します。
入院された患者さまには、内科的な管理・診療のみでなく、質の高い看護・介護およびリハビリテーションによる機能回復訓練、栄養管理や褥瘡の管理など、各コメディカル部門が連携をとり、在宅復帰や施設復帰のお手伝いを行っています。今後も、これまで以上に、地域のかかりつけの先生方、急性期医療機関、介護関連施設などとの連携を深め、地域医療に貢献できるように医療・介護の質を高めていきたいと考えています。職員一同が心を一つにして、よりよい医療の提供に努めて参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
北九州若杉病院 院長 松村 潔
北九州病院グループ基本理念
北九州若杉病院基本理念
快適な療養環境を提供し、選ばれる病院として地域社会に貢献する
基本方針
- 患者の意思を尊重し権利を守るために、情報の提供を十分に行い、説明と同意に基づいた医療サービスを提供する。
- 患者の安全が守られ、安心して療養生活を送ることが出来るように、きめ細かな配慮と迅速な対応を心がける。
- 患者一人ひとりの特性に応じた診療計画書に基づいてサービスを提供し、画一的な対応に流れることがないように心がける。
- 質の高い医療を展開し、誠実で心のこもった看護を提供するために、医療職としての責任を自覚し、常に自己研鑽に努める。
- 地域における医療や福祉の充実に貢献するため、情報の発信に努めると共に地域社会へ積極的な参加を心がける。